2022.04.05
NEWS, 外国人材紹介(国際事業部)
2022.04.05 | NEWS, 外国人材紹介(国際事業部)
3月25日に第34回 介護福祉士国家試験におけるEPA介護福祉士候補者の試験結果が発表されました。
外国人介護スタッフを育成・支援している当社としても、この結果は大変興味深いものでした。
現在、日本がEPA介護福祉士候補者を受けている国はインドネシア、フィリピン、ベトナムの3か国
です。インドネシアは平成20年度から、フィリピンは平成21年度から、ベトナムは平成26年度から
候補生を受け入れています。
第34回の介護福祉士国家試験の全受験者数は83,082人。このうち60,099人が合格しています。
(合格率72.3%)
このうち、経済連携協定(EPA)に基づく外国人介護福祉士候補者の合格者は374名(合格率36.9%)でした。近年、介護の現場で外国人材の登用が進んでいますが、通訳レベルの日本語能力・専門的知識・経験が求められる介護福祉士の国家資格は、外国人材にとっては”厚い壁”となっているようです。
下記は、EPA介護福祉士候補者の試験結果 国別のデータです。
ベトナムの合格率は83.9%となり、日本人を含めた全受験者の合格率よりも高い、ダントツの結果
となりました。
介護福祉士の試験に合格するには日本語検定 N2レベルの日本語能力が必要といわれています。
ベトナム人の勤勉で努力家の気質に加え、日本語の覚えが早いという特徴がこの結果に表れている
のかもしれませんね。
当社ではベトナム出身者を中心に特定技能外国人・技能実習生の介護スタッフを県内企業様に、ご紹介・定着サポートをしております。人材不足でお悩みの施設様はぜひ当社にお声がけください。